こんにちは、アヤトです!
2024年度のNHK大河ドラマ『光る君へ』
に注目が集まっていますが、いよいよ
キャストが明らかになってきました。
これから明かされるキャストの方々や
ロケ地も気になりますね。
『光る君へ』のあらすじ・原作について
も調べてみました。
- 2024年大河ドラマ『光る君へ』
- あらすじ原作は?
- キャストや相関図
- ロケ地はどこ?
NHK大河2024『光る君へ』
NHKの2024年大河ドラマは『光る君へ』
であることが発表されましました。
物語は『光源氏』を描いた作者・紫式部と
その生涯のソウルメイトである藤原道長
とのストーリーです。
『光る君へ』というタイトルから、光源氏
も登場するのかなと思いましたが、紫式部
が頭の中で描くストーリーとして登場する
のでしょうか?
原文では、光源氏は『光る君』と表記
されているのだそう。
光り輝くような容姿や頭脳、愛嬌もあり、
和歌もできるスーパースター。
モデルが誰であったかはいろいろと噂が
あるようですが、その一人と言われている
のが藤原道長です。
今回のドラマでは紫式部のソウルメイトで
あり、想い人としてメインに登場するので
おそらくは『光源氏=藤原道長』説で
展開されるのではないでしょうか。
だからドラマタイトルが『光る君へ』
なんですね。
放送予定はNHK総合で2024年1月と
されています。
あらすじは?
舞台は10世紀後半、京で生まれた一人の
女の子を中心に物語はスタートします。
紫式部の父・藤原為時は和歌に秀で、名を
知られた文人で、上位ではないものの貴族
の名家です。
女の子は”まひろ”と名付けられ、幼くして
母を失うものの、弟とともに父の慈愛を
受けて成長します。
まひろの文学の素質は際立ったものがあり
弟への講義を横で聞くだけで、漢学も和歌
も覚えてしまうほど。
母の死から数年後、少女のまひろがある
男の子と運命の出会いをします。それが
のちの最高権力者となる藤原道長でした。
そのころの道長はまだ兄たちの陰に隠れ、
おっとりとしたかわいらしい少年でした。
成長するにつれて、まひろと道長はやがて
お互いに惹かれる関係に。
しかし両家の家格の違いや、まひろの母の
死にまつわる秘密が、二人の関係に影を
落としていきます。
その後、父の受領としての赴任先・越前に
同行したまひろ。一方で、道長はライバル
を蹴落とし、権力の階段を急速に上り
始めます。
まひろは思いを断ち切って、京に戻り
藤原宣孝との結婚を決めます。
宣孝とは父ほども年が離れており、娘を
授かったものの、わずか一年で夫が急逝。
まひろはシングルマザーとして子供を
育てていきます。
その頃、藤原道長は天皇に娘を入内させ
いずれは天皇の祖父(=外戚)となること
を目論んでいました。
天皇、道長たち貴族、そして后や姫たちの
複雑な人間関係を聞き知ったまひろは、
生来の文学好きと結びついて想像が
広がり、子育てのかたわら一編の物語を
書きはじめます。
主人公は皇子でありながら、臣下となった
光る君。その呼び名のとおり光り輝くよう
に美しい男性。
やがて『源氏物語』の評判は道長の耳に
入り、娘に后としての教養を授ける女房と
して宮中に上がるよう、強く誘われます。
まひろは娘の養育のため、宮中に上がる
ことを決意し入内。宮仕えのかたわらで、
道長のバックアップを得て、乞われるまま
に源氏物語を書き進めます。
書き上げる端から周囲が奪い合うほどの
人気ぶりで、女性たちはもちろん、天皇
までもが源氏物語に魅せられる。
ヒロインの紫の上にちなんで、まひろに
「紫」の呼び名(紫式部)が冠される
ほどでした。
キャスト一覧と相関図
『光る君へ』のキャストは誰なのでしょう
か?NHKが公式に明かしている登場人物
は全部で24人。
相関図はこのようになっています。

こうしてみると、豪華な俳優陣が
キャスティングされていますね。
それでは、ここからは一般的に実在した
とされる人物や背景と照らし合わせて
登場人物を確認していきましょう。
まひろの家族
まずは主人公である紫式部の家族について
見ていきましょう。
- 父:藤原為時
- 母:藤原為信の娘
(名前不明) - 姉:名前不明
- 紫式部:本名不明
- 弟:藤原惟規
紫式部にはお姉さんがいたことがわかって
います。が、今回は登場しないようです。
お母さんも『藤原為信の女(=娘)』と
いう記述だけで、正式な名前はわかって
いないようです。
紫式部(まひろ):吉高由里子

吉高由里子さんは紫式部「まひろ」を
演じます。
裕福ではないものの貴族の身分に生まれ、
幼い頃から文学の才能や想像力を開花させ
ます。
ソウルメイトであった藤原道長の娘・彰子
の教育係をしながらも、実は愛人関係に
あったという説もあるようです。
藤原道長と紫式部は生涯にわたって関わり
が途切れることはなかったとも書かれて
いますので、藤原道長役の柄本佑さんとの
演技も楽しみですね。
藤原宣孝(まひろ夫):佐々木蔵之介

まひろが道長への思いを断ち切って、京で
結婚した相手が藤原宣孝(のぶたか)
です。
まひろと宣孝とは親子ほども年が離れて
おり、娘を授かったものの、わずか一年で
急逝してしまう運命を辿ります。
まひろの夫を演じられるのは佐々木蔵之介
さん。
吉高由里子さんが1988年生まれの35歳、
佐々木蔵之介さんが1968年生まれの55歳
と実際のご年齢差も20歳離れています。
パッと見た感じも設定に合うお二人だなと
感じました。
近年は晩婚化といわれていますが、平安
時代は早婚が主流。
12、3歳で成人となり、男性は17歳
女性は13歳ごろに結婚するのが当たり前
だったようです。
まひろも思いを断ち切っての結婚だったと
描かれていますが、やはり家のために
10代で父ほど歳の離れた人との結婚と
いうのは、ちょっと複雑な心境もあったの
ではないでしょうか。
藤原惟規(まひろ弟):高杉真宙

まひろの弟・惟規(のぶのり)役を演じる
のは高杉真宙さん。
(まひろの弟がまひろ…)と思ったのは
筆者だけでしょうか。
高杉真宙さんは『平清盛』以来12年ぶり
の大河ドラマ出演となりました。
惟規はあまり勉強が得意ではなく、よく
まひろと比べられながらものんびり屋で
ひょうひょうとした人物として描かれて
います。
実は紫式部と惟規の正式な生年は明らかに
なっておらず、弟説と兄説の両方がある
ようです。
惟規について高杉真宙さんの印象では、
惟規は姉の紫式部や父の為時(岸谷五朗さん)と違い、勉学への関心はまったくありません。口がうまく、ひらひらとその場をしのぎながら生きていくんだな、という印象です。少し残念な印象のある惟規が、どのような生き方で過ごしていくのか、僕自身も楽しみです
MANTANWEB
とコメントしています。
平安時代はゆったりとした時代の流れの
イメージですが、その場しのぎで流れる
ママに生きた人もいたのかなと考えると
なんだかちょっと面白く感じます。
藤原為時(まひろ父):岸谷五朗

まひろの父・為時を演じるのは大御所
俳優の岸谷五朗さん。
岸谷五朗さんは過去3作品、大河ドラマに
出演され、今作は4度目の出演となります。
- 琉球の風(1993)
- 江〜姫たちの戦国〜(2011)
- 青天を衝け(2021)
為時は師貞親王が初めて学習を開始する時
の儀式”御読書始”において、学問を教える
副侍読を務められていました。
家としては下級貴族ですが、和歌や漢籍に
精通する文学者で、紫式部に文学の才を
授けます。
ちはや(まひろ母):国仲涼子

まひろの母・ちはやを演じるのは国仲涼子
さん。大河は初出演です。
ちはやは不器用な旦那・為時を支え、
決して裕福とは言えない暮らしの中でも
幼いまひろや弟を愛情いっぱいに育てる
優しい女性として描かれています。
調べてみると紫式部の母は”藤原為信の娘”
という記載のみで、本名はわかって
いません。
『ちはや』といえば、小倉百人一首の漫画
作品『ちはやふる』が思い浮かびますが、
意味は”勢いの強いさま”を表しているの
だそうです。
また、”ちはや”だけだと、巫女や台所仕事
をする女性がかけたタスキの意味も。
今回の名前が『ちはや』となったのは、
こういった意味合いも考えられてのこと
なのかもしれませんね。
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