こんにちは、アヤトです!
金曜ナイトドラマ「漂着者」、
非常に謎めいたストーリーで話題ですね!
まだまだ多くのことが解明されるばかりか
ますます謎が増えていく展開で色々と
気になることばかりです。
今回はドラマ「漂着者」の作中でカギと
なりそうな手のポーズの意味について
調べてみました。
一見、鳥のようにも見えますが…
「ザビエル」と聞いてピンとくる絵画が
あるのではないでしょうか?
漂着者はどうやら「キリスト教」の流れを
汲んでいる部分ありそうですので、
「キリストの再臨」についても
調べてみました。
漂着者の勝者には何もやるな
(ヘミングウェイ)の意味は?なんの本?
漂着者の手のポーズはザビエルから?
ドラマ「漂着者」ではこのポーズが注目
されています。作中では斎藤工さん演じる
「ヘミングウェイ」に出会った数人が
このポーズをヘミングウェイに示して
います。
あの手のポーズは一体、、
— w a k u (@PWwCrEaO832UPvZ) July 30, 2021
漂着者のあの手👐の意味はなんなのー?!
— 🦦みさき(右胸全摘リンパ郭清済み乳がん患者ホルモン療法中&手洗い強化中) (@misa_king) July 31, 2021
一部では続編が決まった「翔んで埼玉」の
埼玉ポーズでは!?という面白い考察を
する方も。
あの手は、埼玉県人❓
— 🐠めじ🐠 (@gYLAhhFPIWkc2eE) July 23, 2021
確かに似ていますが、よく見ると
ちょっと違いますね。
筆者はこの手のポーズを見て、「鳥…?」
と思ったものの、ストーリーを追うごとに
この人物を思い浮かべました。
このイラストは誰もが一度は見たことが
ある、あるいはこっそり落書きをしたと
いう方もいるのでしょうか?
そう、キリスト教宣教師として有名な
「フランシスコ・ザビエル」です。
見てください、この手のポーズ!
出典:TVer
後述しますが、このドラマ「漂着者」では
どうやらキリスト教の流れを汲んでいる
ようなので、この手のポーズがザビエル
からきているというのはかなり近いのでは
ないかと思います。
漂着者の手のポーズの意味は?
このドラマ「漂着者」の手のポーズが
キリスト教の宣教師フランシスコ・
ザビエルからきているならば、元々の
意味は一体何なのでしょうか?
これはフランシスコ・ザビエルが所属して
いたとされるキリスト教・カトリック教会
の男子修道会である「イエズス会」の祈りの
ポーズであると言われています。
また、イタリアの修道士である
フラ・アンジェリコが描いた「受胎告知」
にも似たようなポーズが描かれています。
こちらでは「大天使とマリアがともに
神への敬虔を示唆するポーズ
(両手を胸の前で交差させる)をとり、
無言の対話を交わしている。」と
されています。
受胎告知は救世主であるイエス・キリスト
がこの世に現れることを予告されるという
とても重要なシーンで、12月25日が
誕生日であるとされていることから
その9ヶ月前、3月25日が「受胎告知」の
日であると言われています。
ドラマ「漂着者」では頻繁に数字が出て
きているので、ここら辺も後々関係して
くる可能性がありますね。
話が逸れてしましましたが、
- イエズス会での祈りのポーズ
- 受胎告知での神への敬虔を示唆する
ポーズ
の2つを考えてみると、漂着者でのこの
ポーズの意味は、ヘミングウェイを救世主
考える者が、「神に対しての敬意を表す」
という意味でこのポーズをとっている
のではないかと思われます。
漂着者の「キリストの再臨」とは?キリスト教との関係は?
第1話からしてすでにミステリアスな
雰囲気で始まったドラマ「漂着者」。
こんな冒頭から始まったのですが、印象に
残った方も多いのではないでしょうか?
「彼」とは誰を指しているのか?
また、この文章はどこから引用されたもの
なのかというと、新約聖書の一番最後の
章にある「ヨハネの黙示録」第1章7節
からきています。
ここの全文を紹介すると、
Behold, he is coming with the
clouds, and every eye will see him,
even those who pierced him,
and all tribes of the earth will wail
on account of him.
Even so. Amen.見よ、その方が雲に乗ってこられる。
全ての人の目が彼を仰ぎ見る、
ことに、彼を突き刺した者どもは。
地上の諸民族は皆、彼のために嘆き
悲しむ。
然り、アーメン
出典:新約聖書「ヨハネの黙示録」第1章7節
信者ではなくとも、キリスト教の神である
イエス・キリストがローマ帝国の兵士に
よって磔(はりつけ)の刑に処され、
3日後に復活したとされることを知る方は
多いと思います。
「彼を突き刺した者ども」というのは
- 十字架に磔にするために手首に
杭を打った兵士 - 刑が執行された後に死を確認するため
脇腹を突き刺した兵士
のことを指しています。
もしかすると、作中でこの「兵士」に
当たるような人物が斎藤工さん演じる
「ヘミングウェイ」に出会した後、
不審な事件の被害者として描かれて
いる可能性もありますね。
また、讃美歌でも
”He comes with Clouds Descending”
「見よ、主は輝く雲にうち乗り」という
讃美歌173番でイエス・キリストの再臨
(=再びこの世に現れること)を歌って
いるものもあります。
イエス・キリストが3日後に復活した後
どうなったのかというと、
「再びこの世に来る」と弟子たちに
約束し天に上っていきました。
弟子たちが天国で住むための家を用意する
ために天へ戻ったと言われています。
イエス・キリストがいつごろ再臨するかは
聖書では予言されていませんが、
新約聖書の始めの方にある
「マタイによる福音書」第24章27節では
「稲妻が東から西へひらめき渡るように、
人の子も来る」、それ以外に「自分が
イエス・キリスト(主)である、
あそこにイエス・キリストがいると言う
ものが現れても信じるな」ということも
書かれています。
ここも何となく、ドラマに関係してきそう
な気がしますね。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとう
ございました。
今回は金曜ナイトドラマ「漂着者」の
カギとなる「手のポーズ」の意味、また
キリスト教との関係性についても
調べてみました。
- 漂着者はキリスト教と関係がありそう
- 第1話の冒頭「見よ、彼は雲に乗って」は「ヨハネの黙示録」
第1章7節から引用されている - 謎の手のポーズはザビエルや受胎告知
からきている可能性がある - ザビエルの手のポーズはイエズス会の
祈りのポーズ - 受胎告知でのポーズは神への敬虔を示唆
するポーズ - ドラマ「漂着者」ではヘミングウェイを
「救世主」と考える者が神に対しての
敬意を表すための意味があるのでは
ないかと予想される
まだまだ謎の多いドラマ「漂着者」は
この後どんな展開になるのでしょうか?
ヘミングウェイとは、一体何者
なのでしょうか?
また気になることができたら調べて
いこうと思います。
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