こんにちは、アヤトです!
6月7日の『DEEPな店の常連さんに密着
イキスギさんについてった』は濱田D
スペシャルですね!
デカ盛りで400円均一、28年間赤字という
居酒屋花門に28年間通い続ける72歳女性
と24時間キリンのことを考え、キリンに
なるのが夢のイキスギさんに密着します!
2件ともかなりイキスギていて非常に
気になりますが、今回はデカ盛りで28年
赤字の居酒屋『花門』について調べて
みようと思います。
赤字の理由は涙が出るほどとっても優しい
店主の思いやりからなんです。
そんなお客さん思いの強いイラン人店主
マンスさんが経営する『花門』、場所は
どこなのでしょうか?
また、店内にはいくつも時計がありますが
どの時計も針がないんです。
なぜなんでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
デカ盛りで有名!居酒屋花門
『イキスギさん』で濱田Dが訪れるのは
400円均一のデカ盛りで28年間赤字の
居酒屋『花門(かもん)』です。
そこに28年通い続ける72歳女性が
いらっしゃるそうなんですが、どんな方
なのかも気になりますね。
28年間も赤字ということは、1994年から
ずっと経営難ということですよね…
そしてその当時からずっと通い続けている
超コアなファンもいらっしゃると。
一体いつ創業されたのか調べてみると、
1992年でした。2年の間に一体何が
あったんでしょうか…
この居酒屋『花門』はデカ盛り店として
かなり有名で、取材などは少なくとも
2015年頃からはすでに取り上げられて
います。
店主はイラン出身のマンスール・コルド
バッチェさん。通称『マンス』さんと
呼ばれているそうです。現在57歳。
お店自体は赤字続きということで経営が
苦しいことは間違いないですが、店主の
マンスさんは画家としての顔もお持ち
なんです。
2007年には日展の『洋画』と『彫刻』の
2つの部門で入選を果たしました。
実はこの入選にも、作品の出品を始めて
から10年かかっているんです。
デカ盛り店の店主と画家、2足のわらじで
活動を続けられているんですが、こうして
みると本当に、忍耐力の凄まじい方
なんですね。
なぜ店は28年赤字?
『居酒屋花門』を開いた当初は激安店でも
デカ盛り店でもない、ごく普通の居酒屋
でした。
マンスさんの持ち前の明るさや気前の良さ
で経営も軌道に乗っていましたが、転機が
訪れます。
それは赤字が始まった1994年のこと。
ある日若い夫婦がお店を訪れ、女性は妊婦
でした。
「サイコロステーキ(800円)」を
食べたいと言った奥さんに対し、旦那さん
は「800円は高いよ…」と別のメニューに
するように促したのを聞いたと言います。
最終的に夫婦が選んだのは380円の
焼きそばでした。
マンスさんは「サイコロステーキがもっと
安ければ、妊婦さんは食べられたのに。
お腹の赤ちゃんのために栄養をつけられた
のに…」と胸を痛め、決心しました。
全てのメニューを380円にすることに!
当時からマンスさんはご結婚されており、
奥さんと一緒にお店を切り盛りされて
いましたが、奥さんは突然の方向転換には
特に反対しなかったそう。(それもすごい)
それからしばらくして、例の夫婦が再び
来店し、「あれ、全部380円になってる」
と驚きながらも、奥さんはあの日
食べられなかったサイコロステーキを
注文。マンスさんは嬉しくなって通常の
2倍にして出したそう。
ここが激安デカ盛り店の出発点だったん
です。
しかも、「どうして以前の半額以下なのに
2倍なの?」というお客さんの問いに対し
「うちは儲かってるからね、値段を安く
して量を増やすことにしたんだ」と
答えたと言います。
そこからずっとお客さんのために激安
デカ盛りを続けています。
激安を始めたのは消費税がまだ3%時代の
頃のこと。現在は少し値上げして400円
ですが、変わらず利益度外視の激安。
涙なしには語れないですね。
花門の場所は?
そんな心根の温かな店主・マンスさんが
経営する居酒屋『花門』はどこにあるのか
調べてみました。
店名 | 居酒屋 花門(COMEON) |
所在地 | 〒174-0076 東京都板橋区上板橋3丁目6−7 |
営業時間 | 17:00-24:00 |
定休日 | 火曜 |
電話 | 03-3935-9222 |
公式HP | https://mans136.com/comeon/ |
本来は営業時間は18時から午前1時まで
営業しているようですが、現在は上記の
時間に変更しています。
公式HPも茶目っ気たっぷりの作りで
入店する前からすでにお楽しいお店です。
今では『デカ盛り』を売りにしているお店
ですが、なんといっても居酒屋なので
「このままじゃ潰れちゃう。
でも、来た人がドリンク1杯でも
頼んでくれると助かるんです」
出典:Gnavi
と過去のインタビューでも話されて
います。『イキスギさん』を見て訪れて
みたい思った方は、ぜひドリンクの注文を
忘れずに!
花門の店内の時計に針がないのはなぜ?
居酒屋『花門』を調べていて不思議に
思ったのは、店内の時計には針がないもの
があるんです。
画像上には針のない時計がずらり。
これはどう言った意味があるのか、なぜ
針がないのか調べたところ、こちらも
泣ける理由が。
この時計はもともと全て、2011年
3月11日に起こった東日本大震災を
忘れないようにと2時46分で止めて飾って
いたものなんです。
しかし、震災で子供を亡くされたお父さん
がお店に来店した際、この時計を見て
泣き出してしまったことがあったんです。
以来、全ての時計の針を取ったんだそう。
時計を飾った理由も針を無くした理由も、
全て悼みや悲しみに寄り添った結果。
激安デカ盛りが始まった経緯もそうですが
マンスさんは世界中の優しさを目一杯
詰め込んだような素敵な方ですね。
マンスさんのもう一つの顔は…画家! |
イキスギさんで花門が紹介されます!
ここまでお読みいただきありがとう
ございます。今回は『イキスギさん』で
デカ盛りで28年間赤字という居酒屋
『花門』について調べてみました。
- デカ盛り居酒屋『花門』は1992年に
創業 - 妊婦のお客さんが値段が原因で
食べたいものが食べられないのは
赤ちゃんにも悲しい!という理由から
激安店になった - 再び訪れた妊婦のお客さんが
食べたかったものを注文できて喜び、
通常の2倍出したのがデカ盛りの
始まり - それ以来激安デカ盛り店として有名
2015年頃から取材が入るように。 - 場所は東京都板橋区上板橋3丁目
- 店内の時計に針がないのは東日本
大震災を忘れないように飾っていた
ものに反応して泣き出してしまった
お客さんがいたため
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