こんにちは、アヤトです!
ドラマ『オクトー 〜感情捜査官
心野朱梨〜』が7月7日に放送開始されます
ね!
刑事ドラマの中では主人公の心野朱梨が
”感情を色として見ることができる”という
特殊な能力の持ち主なんです。
プルチックの『感情の輪』という理論から
引っ張ってきている設定なんですが、
実際に色で感情を見ることができる人は
実在するのでしょうか?
また、ドラマタイトルにもなっている
『オクトー』とは一体なんなのでしょうか
意味も調べてみました。
オクトー 感情捜査官〜心野朱梨〜
7月7日から始まる新木曜ドラマ
『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜』は
飯豊まりえさん主演の刑事ドラマです。
あるショッキングな事件をきっかけに
目を合わせた相手の感情を色として見る
ことができる能力を開花させます。
人の”感情の色”が見える変わり者の刑事が
感情見え見えのエリート崩れ刑事とバディ
を組み、目に見えない感情から真犯人を
見つけ出す、新しい刑事サスペンスドラマ
です。
オクトーとは?意味はラテン語から
ところで、ドラマタイトルの『オクトー』
って、何を意味しているのでしょうか?
感情捜査とどう関係があるのか気になり
ますね。
調べてみると、『オクトー』というのは
ラテン語で”8”を意味しており、”octo”と
表記します。
なぜドラマタイトルが”8”?
『オクトー』が”8”という意味があると
紹介しましたが、なぜドラマタイトルが
”8”なのか。
それは後述する『プルチックの感情の輪』
理論で登場する基本感情の分類が8つ
だからです。
しかしながら、『感情の輪』提唱者の
ロバート・プルチック氏はラテン語を
使っていたイタリア圏の出身ではないため
ドラマタイトルをなぜわざわざラテン語に
したのかという理由までは不明です。
プルチック感情の輪とは?
『感情の輪』とはロバート・プルチック氏
が提唱した感情の理論です。
名前 | ロバート・プルチック |
生年月日 | 1927年10月21日 |
没年 | 2006年 4月29日 |
職業 | アルバート・アインスタイン医科大学名誉教授 サウスフロリダ非常勤講師 心理学者 |
研究 | 感情、心理療法プロセス |
ロバート・プルチックはコロンビア大学の
出身で、大学の教授をする傍ら、心理学者
としても260本以上の記事の執筆、
8冊の本を執筆・共著、7冊の本を編集
しています。
研究は『感情の輪』が最も有名ですが、
そのほかに自殺や暴力、心理療法プロセス
などの研究もおこなっていました。
『感情の輪』は1980年に提唱されました。
基本的な感情を8つに分類し、ホイール
モデルと呼ばれる平面型のグラフと
円錐型モデルの2つで色相環のように
表しています。
人間の基本的感情8つ
|
これらの8つは人間にも動物にも共通する
『一次感情』とし、2つ以上の基本感情が
混ざり合って生まれる混合感情を人間特有
の『二次感情』としています。
図の右側にある円錐型を見るとなんとなく
下にいくにつれて色が薄くなってきている
ように見えますが、これは『感情には
グラデーションがある』と考えられている
ためです。
右側につれて感情の振れ幅が大きくなる
|
このグラデーションと他の感情同士が
混ざり合う組み合わせで、表面に出てくる
感情が決まるわけですが、これがまた
奥深いんですよね。
ドラマでどこまでこの『プルチックの感情
の輪』が掘り下げられるのか、非常に
楽しみでもあります。
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