こんにちは、アヤトです!
雪は落ち着いてきたかと思いきや、急に吹雪になって前が見えなくなることもあり、天候はまだまだ落ち着かないですね。
暖かい日も出てくる中、旭川では冬まつりが開催されます!
私も祖母が元気良い日があれば、一緒に巡ってみたいなと思っているのですが、車椅子で雪道を走っていくのは大変!
会場は川の近くでもあるので、アスファルトの上の雪とはまた違った凸凹があるかどうか心配です。同じように車椅子で移動する方、足腰に自信のない方も冬まつりを楽しもう!と考えている方もいるかと思います。
今回は旭川冬まつりのバリアフリー事情や車椅子で行ける道があるのか、またボランティアなどで協力してくれるスタッフの方はいるのかなどなど調べていこうと思います。
目次
旭川冬まつり2024が開催決定!
旭川冬まつりが今年はリアルイベントもありで開催決定しました!
ここ3年ほどは外出して楽しもうという雰囲気ではなく、『とにかく外に出ないように』ということで本来あるはずだったイベントについて考えることもなくなっていましたね。
コロナの状況が落ち着いた2024年は大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』とコラボし、従来通りの大きない大きなイベントとして開催前から盛り上がりを感じています。
そんな今年の旭川冬まつりのテーマは『Next Stage』!
ここ数年の停滞してきた雰囲気から一転し、新たな気持ちで次のステップに進んでいこう!という気分も上がるテーマですね。
バリアフリー対応ある?
旭川はバリアフリーに力を入れているNPO団体もあり、新しい建物などはバリアフリー対応が充実しています。冬祭りは短期間かつ外ですが、バリアフリー設備がどうなっているのか気になりますよね。
会場入り口は旭橋の手前から河川敷に降りていくのですが、公式の駐車場はありません。常磐館前の広いスペース2面やロータリーのコインパーキングに停める方が多く、いつも駐車場待ちも多く発生しています。
市外から来られる方は旭川駅から会場までシャトルバスも出ていますが、低床バスなのかどうかの情報はありませんでした。
一方、1月22日の道北新聞では『カムイ大雪バリアフリー研究所』の車椅子で活動する方々が冬まつりを回る実証実験を行ったところ、このようなことが書かれていました。
NPO法人カムイ大雪バリアフリー研究所(旭川市)の職員や利用者が、会場最寄りのバス停まで乗車。マースで事前連絡が入って低床バスが用意されたが、雪で歩道にバスを寄せられなかった。また、歩道よりも高低差がある車道にスロープを降ろしたため、傾斜が急になるなどの課題も見つかった。
北海道新聞
同研究所の五十嵐真幸代表理事(37)は「シャトルバスは観光客で混雑し、スペースが必要な車いすの利用者はちゅうちょするかもしれない。タクシー利用などの選択肢も伝えてほしい」と話した。
この記事の『マース』というのは『Universal MaaS(ユニバーサルマース)』という交通機関の一括予約サービスのことで、主に福祉的支援が必要な方の旅のサポートをするサービスのことです。
ただ、公式サイトを確認したところ、この『マース』の利用もあくまで実証実験中ということで、冬まつりへのアクセスとしてはまだ使えないようです。
福祉タクシーを予約するか、シャトルバスを利用してみたいという場合は旭川冬まつり実行委員会に相談するのが良い手かと思います。
組織名 | 旭川冬まつり実行委員会 事務局 |
所在地 | 旭川市5条通7丁目旭川フードテラス2階 |
電話番号 | 0166-25-7168 |
ホームページ | https://asahikawa-winterfes.jp/ |
車椅子でも行ける?ボランティアスタッフは?
『雪道がザクザクだったら進めないかも…』
『ボランティアスタッフの方はいるの?』
そんな不安があるだろうと調べてみた結果、車椅子でも冬まつりに行けます!
上でもご紹介した『カムイ大雪バリアフリーツアーセンター』が主導となり、雪道用車椅子や用具の貸し出しを行なっています。
観光ボランティアの方々もいらっしゃり、説明会で道具などの扱いを伝えられているということなので会場では安心して雪像を見て回れそうです。
雪道用車椅子というのは『快適AQURO』のこと。
通常の電動車椅子の前面にもう一つ太めの車輪をつけることで悪路を走りやすくします。
車椅子の改造・調整や福祉アイテムを販売する旭川の『COM泉屋』では悪路走行テストの動画も公開していますが、操縦者もかなり運転がうまそうです。
動画の中ではオフロードの道が中心ですが、深い雪道を走るシーンもありますね。
冬まつり会場は往来のために道が整備されているので、ここまで雪は深くなりません。ともなれば、快適AQUROがあれば、もっと楽に会場を見て回れますね。
自走ではなくサポーターいる場合は『JINRIKI』という用具もあります。
持ち手を車椅子につけて、サポーターが人力車の要領で前から引っ張ります。
貸し出しは毎年会場入り口にある案内所で行なっています。
バリアフリートイレの位置は?
バリアフリートイレや休憩所のスロープなども気になりますね。
旭川冬まつりの公式パンフレットを見てみると、トイレの場所は2つ。
案内所とバス待合所の間に位置するトイレと、会場奥の右手側にある巨大迷路の奥にバリアフリー仕様のトイレが用意されています。
また、マルシェエリアでは毎年スロープがついたプレハブ休憩ゾーンが設置されているので、今年も車椅子の方も問題なく室内で休めるかと思います。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は旭川冬まつり2024のバリアフリー対応について調べてみました。
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